積丹岬は、何があるの？と聞かれると非常に返答に困る場所です。根室や宗谷みたいに「北海道の最○端！」というわけでもなく、恐らく普通の人なら名前は知ってるけどそれ以上興味をもたれそうにない場所です。そうなんですけどね・・・
ここは実際に見ないと10％もよさが伝わらない場所だと思います。
すごいよ積丹ブルー！！まさか北海道の海でこんなコバルト色の青が見られるなんて！！まるで沖縄の海でも見ているかのようです、キレイ、キレイ、すごい！！しかしどうしてこの一帯だけこんな特徴的な色をしているんでしょうか・・？
ここは岬下の島武意海岸まで行くことができますが、駐車場からひたすら下り道。未舗装のややガれた階段を延々を下ること○百m、やっとこさ積丹ブルーを身近に感じることのできる海岸に到着。訪れた時は快晴で、海面がキラキラに光って海と空の青のコントラストが素晴らしかったです・・・。その光景に見ほれすぎたため、気づけば昼ご飯の時間を通り越してお腹が減ってどうしようもなくなってしまい・・・。いけないとは思いながらも 、パンツと袖をまくって積丹の海へジャブジャブ入っていきました。お腹がすいてまともな判断ができなかったんでしょうか。私はモズクのような海草をバリバリむしって、ポケットに忍ばせてあったビニール袋に詰め始めました。袋がいっぱいになったところで海からあがり、パピィの横に腰をおろして、
「お昼にしようか。」
空腹って怖いですね。
翌朝は残った海草をみそ汁にドバッと入れて「もずく麺」なんて言いながら食べたんですが、昼には残りの海草が真っ赤に変色してまして・・・写真が残ってないのが残念なんですが、まるでエイリアンの残骸のようでした。結局、あれがなんだったかは未だに分からずじまいです。
