オシンコシンの滝

　知床、ウトロ方面を国道334号沿いに少し西へ進んだ先にある、落差80mの滝。流れが２つに分かれているところから「双美の滝」の異名をもつ、日本の滝100選の１つ。一般には流れが２つと言われているが、水量の増減により１つになったり３つになったり異なる顔を見せる。

　マイナスイオンをたっぷり浴びられるオシンコシンの滝。こんな滝が大きな国道沿いに見られるなんて、ちょっとお得な気分です。ここの滝は写真の通り、水が垂直落下というより丸い岩肌を伝って流れるような感じです。「滝」という名称の割にはこの光景は少し珍しいかも。
　私が見たときはいつも水量が少なかったせいか、流れが３つに見えました。ネット上にあるたいての写真は３つのように見えるのですが・・・。３つの流れについて、あるライダーが「左から父、子、母」と言ったのを聞いたことがあります。なるほど、水の流れだけに「川」の字ですね。
　旅中は知らなかったのですが、国道から陸側に入る旧道（地図で確認）があります。この旧道の途中からは、オシンコシンの滝を見下ろすことができるそうですよ。 80mを見下ろすってどんな気分なんでしょうか・・・気にはなるんですが高所恐怖症の私には若干ハードルが高いです。大丈夫な方はトライしてみてください。

　この滝は、夜にはライトアップされます。見たのは厳冬でほとんど凍り付いた状態だったんですが、かなり幻想的でした。日中はまぁ普通の滝ですが、夜は胸に染み入るような感動があるかもしれませんよ。

マイナスイオン：☆☆☆☆　夜の幻想風景：☆☆☆☆　オススメ度：☆☆☆

この滝の土産物売り場には、名物になっている茶毛のネコがいるらしいです。 wikiにも項目があるほどの有名なネコ。そういえば人懐こいというか、何物にも動じないネコがいましたね。