釧路平野に広がる日本最大の湿原。冬にはタンチョウが飛来することで有名で、国立公園として天然保護区域に指定されているほか、ラムサール条約の登録地ともなっており、厳格に保護されている。
湿原周辺には展望台が複数あり、一般の観光客はここから地平線と一体化した眺望を楽しむことになる。また一部には遊歩道が整備されていたり、カヌーによる川下りで湿原を観察することもできる。冬は一面の雪野原。
一見すると広大すぎて「何もないだだっ広い平原」という認識しかもてないところ。残念なことに、釧路湿原展望台に訪れた2回とも眺望がよろしくなくて・・・ 2003年は雨で視界が悪く、2005年は陽が沈んだ後で何も見えませんでした。だからあまりいい印象が残っていないのかも。どちらにしろ、ツーリングでここを訪れる場合はどこかしらの展望台から眺めるだけで終わると思われます。
展望台の中では、弟子屈方面と釧路市街をつなぐ国道53号線沿いの釧路市湿原展望台が最もメジャー。ここは釧路湿原が一望できる他、遊歩道も併設されており、展望台の中にはジオラマや様々な動物、野鳥の剥製等が展示されています。全体的にはたいしたことないんですが(失礼)、1階の「水の湿原」ジオラマは360度釧路湿原の生態に囲まれていて、一瞬圧倒されました。天気のよい暖かい日なら遊歩道の散策もいいかもしれないですね。
なお湿原を挟んで反対側の細川展望台は、SL冬の湿原号とセットでたまにテレビに出てきます。ある意味こちらの方が有名かも??電車で旅をするなら東の細川がいいんですが、バイクなら西の釧路市湿原展望台がいいですね。
眺望:☆☆☆☆ オススメ度:☆☆(天気がよければ☆☆☆☆)