オンネトー湖

　阿寒湖から南西約10キロの場所にある、「五色沼」の異名をもつ湖。見る時間帯や天気によって見せる青の色が異なり、非常に美しい。
　北海道の３大秘湖のひとつではあるが、周囲は散策路が整備されていたり、阿寒湖が近いこともあって観光客は多い。

　第一印象は湖というより、「大きな沼」。
　ついたのはちょうど夕暮れで、うっそうと木々に囲まれたロケーション、目の前に突き出た活火山、朽ちた木々が湖に倒れこんでいる退廃的な雰囲気、暗く妖しい湖面の青と、とても非現実的な不気味さが漂っていました。ここはあの世の入り口か・・・？？
　気を取り直して別の日（晴天）にくると、これが同じ湖かと思うほどキレイで・・・！！濃いブルーサファイヤのような美しい青！湖面はまさしく水鏡！別物でした。

　そういえば摩周湖といい神の子池といい、この種の青さはこの近辺独特のもののようですね。このあたりは土壌に何か特別な成分が入っているのでしょうか？コバルト？ここオンネトー湖はその成分が濃いせいか他に何か混ざっているせいか、他の湖よりも青がねっとりと濃い気がします。無粋ですけどバスクリンでも流したかのように。

　ところで・・・オンネトー湖、秘湖と呼ぶにはあまりに観光客多いです。観光バスもガンガン入ってきます。道々に人がぶらぶら歩いています。近くの阿寒湖のように俗物的な建物はありませんが・・・別に、いいんですけどね・・・若干萎えますorz

　後々になって、「オンネトー」がアイヌ語で「老いた沼」という意味だと知りました。第一印象の「沼」と退廃的な雰囲気、まさしく的を射た名前ですね、オンネトー湖。 時間をかえて、様々な顔を見てみたい湖です。

幻想的な雰囲気：☆☆☆　青さ：☆☆☆☆☆　オススメ度：☆☆☆☆

(人´∀｀)．☆．。．:*･°オンネトーコレクション･*:.｡☆..｡.(´∀`人)

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