昭和新山熊牧場

 昭和新山のふもとにある熊牧場。1歳未満のかわいらしいヒグマから、10歳を超える大きなヒグマまで、たくさんのヒグマをみることができる。ここはなぜかアライグマがいるのがミソ。
 基本的には高い場所から下にいる熊を見下ろすスタイルだが、奥にはガラス1枚を隔てて成熟した熊と対面できる「人のおり」もある。大きな熊との間近でのご対面は迫力満点。
 また、ここでは熊用クッキーが売られており、投げ与えることができる。クッキーをねだって自己アピールする熊たちは一見の価値あり。



お出迎えのコグマとアライグマ! 2005年の旅で、最も思い出に残っている場所のひとつ。
 入り口近くではアライグマと、比較的小さな1歳未満の子グマたちがお出迎え。子グマたちのいる場所は、クマの幼稚園という名前がついてた気がします。
 しかしここでどうしてアライグマ。熊牧場だからいろんな熊がいてもおかしくないのに、よりによってヒグマの他はアライグマ「だけ」。この動物園(?)の趣旨ってなんなんだろう・・。

 かずさんと熊のクッキーを買って与えてみました。ものすっごい勢いでみんなよってくるんですよ、アライグマもヒグマも!クッキー欲しさにみなが必死のアピール。この時個性と才能がモノをいうんですよねぇ。ヒグマはクッキーの下に寄ってくるだけのもの、立ち上がってみるもの、さらに両手を広げるものまで様々。おもしろがってかずさんとクッキーをあげていると、中に一頭、個性の光るやつが・・・・!!

この右手が高速で動くんです!!
 怠惰に座ったままで右手だけを上に伸ばし、手首を高速で“カクカクカクカクッ”と動かす姿が目に飛び込んできたのです!
「かずさん、あれ見て〜〜!!!」
 もう二人してそのクマのとりこ。クッキー投げたり笑ったりの繰り返し。旅中こんなに笑い転げたことはなかったです。呼吸ができなくなるかと思いました。文章では伝わらないのが残念です・・・・!!その後かずさんはクッキーを試食するも、やはりおいしくない模様でした。クマが虫歯や糖尿病になったら困るしね。
クッキーを食すも・・・(*O*;)
 「人のおり」はすごい迫力。ヒグマの大きくてするどい爪が目の前に迫ってきます、もうその恐ろしさと言ったら。かずさん曰く、
「おれ、クマに100%勝てる気しない・・・」
 あの爪でビンタされたら体が粉砕されると思います。ちなみに「人のおり」からもクッキーがあげられます、ヒグマの荒い息があなたの耳元に・・・。

 洞爺湖周辺では、オススメのスポットです。生きたヒグマがあんなにたくさんいるのはなかなか見られるものじゃないし、なんと言ってもあのヒグマを拝めるだけでここにくる価値があるというものです。。

迫力:☆☆☆☆☆ 笑い:☆☆☆☆☆ オススメ度:☆☆☆☆

熊牧場へ行こう!  昭和新山熊牧場HP



一人より、二人以上で行きたいところ。一緒に笑える人がいるのがいいです。

 

inserted by FC2 system