北海道の中でも絶景を誇る岬のひとつ。
かつては女人禁制とされており、そのなごりとして岬への入り口には『女人禁制の門』が設けられている。
岬へ続く道沿いの風景は竜の首、恐竜の首の上を歩くようと呼ばれるほどのすごみがある。岬から眺める左右の風景もまた絶景。北海道独特の切り立った断崖とそれを覆う緑が美しい。
神威岬。近くにある積丹岬とは全く異なる趣があります。名前のせいもかもしれないけど、不思議と神聖さが伝わってくるような・・・。
そしてかつては女性の立ち入りは禁止だったということで、女人禁制の門をくぐったときには妙な快感がありました(笑 してやったりみたいな?
先に行けるところまで行って腰を下ろすと、もうお尻に根っこが生えたように動けません。だってこの絶景ときたら・・・。積丹独特の深い青一面の静かな海、澄み切った空、緑に染まった断崖、そして体全体をつつむ冷たい空気・・・なんというか、ここが世界の果てなんじゃないかという錯覚すら覚えて・・・完全に場にのまれてしまいました。あるんですね、日本にこんな場所。
かれこれ気がついたら一時間以上。陽も傾いてきて本日のキャンプ場を目指そうと駐車場に戻ってきたとき目に飛び込んできたもの、それは・・・!
パピィのバイクにまとわりつくような黒い影。慌ててかけよると、バイクにくくりつけてあったインスタントラーメンを狙ったカラスの集団でした。購入したばかりの袋ラーメンは無惨に飛散し、周囲はひどい有様。悔しがるパピィを尻目に、黒い影の集団は近くの高みへバサっと避難しうるさく泣き騒ぐ。
パピィにはそれが一層悔しかったようで、ショックを受けてる姿は哀れ以外の何ものでもありませんでした。
私?おもしろかったのでその様子をカメラにおさめるのに必死でしたけど?食料を積んで旅する方は、ぜひともカラスに注意してくださいね(⌒∇⌒)ノ”
神聖さ:☆☆☆ 絶景:☆☆☆☆☆ オススメ度:☆☆☆☆☆