上士幌の鹿丼

 ナイタイ高原から約20キロほどの場所にある簡易な食堂でそれは食すことができる。北海道で鹿をわんさか見ても、食べることのできる場所はそう多くはない(缶詰のぞく)。
 普通の大きさのどんぶりに白ご飯と鹿肉がどでーんとのって500円。お試しあれ。



鹿丼ご賞味あれ! 店はほんとプレハブ小屋に毛が生えたほどの建物で、普通に通っただけではまず意に介すことはない。ここの情報は確か「大正カニの家」で誰かに教えてもらったはず・・・。鹿丼ののぼりもたっていた・・・かな?
 鹿の角ディスプレイ。でかっ!

店は老夫婦がきりもりしており、旦那さんがハンターライセンスの所持者。鹿肉はこの店でどんぶりとして提供している他、缶詰にも加工しているとのこと。特別大きくて立派な角は店内にディスプレイされている。ほんとにでかい。
 ここの鹿丼の肉は甘辛く煮付けられてあり、臭みや違和感といったものは皆無。普通に食べるジンギスカンよりよっぽどおいしい。お客は私一人だったため、奥さんが人なつこそうに笑顔で話しかけてきた。しかも、旦那さんの自慢話ときたもんだ(笑 この夫婦仲いいんだな〜と思わずこっちも笑顔がほころぶ。
 ここでは旦那さんが獲ったであろう鹿の缶詰の他、熊の缶詰、トドの缶詰も売られている。トドは2003年のツーリングで白樺荘にて経験していたので遠慮したが、鹿缶2つと熊缶1つを購入していった。鹿は普通においしい。熊は獣くさい。よってオススメできない!
 鹿丼は普通においしかったし話のネタにもなるので、後日知り合ったかずさんを連れて再度やってきた。すると奥さん、私のことを覚えてくれていたんだよぉ〜〜!!!また北海道をツーリングできるなら再度訪れてみたいお店のひとつです。

おいしさ:☆☆☆ 話のネタ:☆☆☆☆ 人情:☆☆☆☆ オススメ:☆☆☆

鹿丼はこちらで召し上がれます。



鹿丼なんて日本の何パーセントの人間が食べたことあるよ?食べとけ。

 

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