北海道ツーリング用語

 

実際北海道で使われる言葉もあれば、マイナーなものまで。
旅に出るにはまずここを押さえるとよいと思います。 *間違った知識が含まれている場合もありますのでご注意!!



ライダー、ツアラー、ツーリングライダー:
バイクで旅をする人の総称。TPOによりなんとなく使い分けられている模様。ツアラーは広く“旅人”の意味でも使うが、それでもメインはバイク乗り。

チャリダー:
自転車で旅をする人たち。多大なカロリーを消費するためか、もれなくみな大食い。そして黒い。女性チャリダーは稀少でなかなか見かけることはない。彼らには尊敬のまなざしが注がれる。

徒歩ダー:
実際に歩いて旅をしている人はまずいないため、基本的にはイコールヒッチハイカーという図式になる。たまにリアル徒歩ダーがいるが、女性チャリダーほどに稀少。

コスプレ at 開陽台コスプレライダー:
様々なコスプレをしてツーリングをしている人たち。たいていそのシーズンごとのコスプレライダーは酒の場で話題にのぼる。噂に聞いた人と出会うととてもうれしい。中には普通のコスプレとは一線を隔す人たちもいるとか・・・


 

ピースサイン:
北海道ですれ違うライダー同士が運転中に交わす挨拶のようなもの。普通にピースをする人から、独特のサインをする人まで様々。チャリダーに送るピースサインはきつい行程をゆく彼らの励みになるらしく、笑顔で手をふり返してくれる。

聖地、彼の地、約束の地:
北海道のこと。常連さんは旅の最中、知っている人に出くわすこともあるらしい。

ライダーハウス樽前荘。ぇもそ(未婚の妻)さまよりライダーハウス:
通称ライハ。主にライダーとチャリダー、徒歩ダーのみを対象としている宿泊施設。シュラフ持参が基本。車で旅をしている人は利用できないところが多い。オーナーは主に個人だが、中には帯広の「大正カニの家」のように公が管理しているところもある。宿泊料は無料〜1000円が主で、食事をすれば宿泊できるというところもある。宿泊、営業期間、利用可能対象、オプション、全てはオーナーの方針により様々。ハイシーズンになると人気のライダーハウスは予約をしないと泊まれないこともある。とにかく直接電話をしてみるか宿泊したことのある人から情報を得てから利用するのが堅い。
 

住人:
ライダーハウスやキャンプ場で長期そこに滞在している人のこと。中には『ヌシ』と呼ばれる人までいる。住人はともかく、『ヌシ』のいるライハは本人も含めやや倦厭されがち。

キャンパー:
ライダーハウスよりも主にキャンプ場を利用して旅をしている人たちのこと。雨に弱いが寒さに強い。

キャンパーネーム:
キャンプをする人たちがもつ、いわゆるアダ名。自分から名乗らないと、その場に居合わせた酔っぱらいによってつけられることもあるらしい。「卵が好きだから卵ちゃんになった(涙。」というおっちゃんから、非常に的を射たような名前まで様々。キャンパーネームと言ってもキャンプをする人のみがもっているわけではなく、広く『旅人としての名前』として使われることもあるらしい。

知床アタック:
羅臼方面から歩いて知床岬を目指すという、限られた者にしか成しえないワザ。天候の読みが成功のカギだとか。

エゾシカ注意!!ストライク:
道に飛び出してきたエゾシカと衝突すること。毎年何人かのライダーがこれで命を落としている。エゾシカは1匹飛び出してきたらたいてい後から数匹続くため、1匹が過ぎ去ったからといって安心してはいけない。弟子屈と阿寒をつなぐ峠道はRがきつく、シカがよく飛び出すので恐怖。


 

シャケバイ:
資金を稼ぎながら北海道を旅する人(男)には避けては通れない道。山パンのサケバージョン。ひたすらサケのお腹を切り裂くもの、ひたすら雄のサケの精子を絞ってバケツの卵を受精させるものと、非常に話のネタになりやすい。体力的にも精神的にも辛いため、途中で逃げ出す人もいるとか。賃金の安い北海道では実入りのいい、秋限定の超短期バイト。契約期間満了後には、もれなくバケツに入ったイクラを目の前に突き出されるという。

正しい密漁のやり方密漁:
イケナイこと。ターゲットはサケやらウニやら。違法行為だが、ごくまれにこの話題が飛び出ることがある。
 

 


 

ホクレン:
北海道限定のガソリンスタンド。黄色地に緑のモミの木マークが目印。ライダーは好んでここを利用する傾向にある。そのワケとは・・・

 

ホクレンのフラッグ!!母♪&旦那さまより。フラッグ:
ホクレンSSで給油した際、ライダーのみがもらうことができる三角形の旗。エリアにより色やデザインが異なるため、もれなく集めたくなってしまう。基本的には青、緑、黄色の全3種類。旗にはその年とマスコットのクマが描かれている(2003年)。恐らくヒグマ。また、特定のSSでは限定版フラッグを出すこともあるらしく、フラッグの話題になるとこの話がでてくることがある。2005年には開陽台のホクレンが8月に黒いフラッグを出したという話を聞いた。限定フラッグをもっているとスターになれる。
バイクに立てて走りたいが、これをやると風圧に負けてせっかくのフラッグが徐々にほつれてしまうので注意。

 

ハンターライセンス:
通称ライセンス。(主には)エゾシカを獲るための免許。鹿料理を出しているライハや小さな店は、たいていオーナーがライセンスをもっている。ライセンスのない人が鹿を獲るとお縄になる。ストライクしてしまった鹿をさらってもいけないらしい。ちなみにエゾシカは増えすぎて食害が起こっているため、メスには懸賞金が懸けられている。

道の駅:
北海道は道の駅天国。休憩に利用しやすい。しらぬか恋問のぶたどん等、名物になっているものもある。それぞれの道の駅には北海道だけの番号がふられている。
  ★北海道の道の駅総合サイト

道の駅マグネットマグネット:
北海道の道の駅でのみ発売されているマグネット。駅ごとに仕様が異なる。1枚100円。標識、カントリー等種類がいくつかある。これもまたコレクター心をくすぐる。旅の記念になるので、購入するシリーズをひとつ決めて買っていくと楽しい。

 

スタンプラリー:
道の駅ごとに設置されているスタンプを押して、その数に応じて商品への応募ができる。スタンプラリーに使う台紙は道の駅に無料で設置されている。性質上タンクバックに入れることになるため、チャレンジするも台紙が雨で濡れてしまうことが多く断念。チャレンジするならジップロックするべし。

ビバーク:
緊急避難の意。本来泊まるべき場所でないところで泊まること。道の駅が多いが、雨風がしのげればどこでもよし。基本的にシュラフを広げるだけで済むため、一部の軽装の旅人は好んで行っているらしい。ツワモノの旅人がなせるワザ。

エキノコックス:
北海道のキタキツネを絶滅に追いやっている寄生虫。もらうと死に至る場合もあるらしい。道端で見かけるキタキツネが異様に痩せている原因がこれという話。キタキツネに餌付けしようとして直接もらうこともあるが、最も注意をしないといけないのは生水。煮沸せずに湧水を飲むともらうことがあるらしく、北海道では生水を飲むのは厳禁とされている。楽しい旅のため、気をつけないといけないことのひとつ。

                                         ★エキノコックスについて

ガス欠:
恐怖。北海道は50キロ以上SSがないところもあるので、ガソリンの量には常に気をつけたいところ。「まだ大丈夫」は禁物。

マンゴスチンカツゲンカツゲン:
北海道でのみ発売されている乳飲料。たいていのコンビニで売っている。のむヨーグルトに近い味わい。普通のカツゲンの他、マンゴー味等がある。お酒が得意でない人は焼酎に混ぜて飲むとけっこういけるので(カツゲン割り)、これをもって酒の席に参加するとよいかも。二日酔い防止にもなるためオススメ。


 

道東の味、エスカロップ!ロシアの流れ?takaさまより。エスカロップ:
主に根室方面で食されている食べ物。ご飯にカツがのり、そのうえにデミグラスソースをかけたようなもの。道東にいくなら一度は味わいたい。

 

 


 

                       *ブラウザバックでお戻り下さい。



 

inserted by FC2 system