小浜島ちゅらさん祭


 

 
基礎データ
・会場:小浜島内で年により変動
・時期:毎年6月の土日(例外あり)
・出し物:ドラマ「ちゅらさん」出演者ゲスト、沖縄アーティストによるコンサート、小浜島の伝統芸能等
・その他:祭に引き続き小浜節大会が催される
・備考:往復船代、会場までの送迎、入場料、抽選大会のチケットがセットになった前売り券がお得。だが梅雨明け前だと降られる可能性があるため慎重になったほうがよい。

ちゅらさん祭会場はこちら

 


 

 自分はちゅらさん見たことありません。こんな何もない島の何に期待をして行ったかというと、今回の出演者である魅川憲一郎と小橋賢治です。


 会場自体は部落の管轄している広場程度のもので、正直規模の小ささにびっくりします。こんなに小さな会場にまがりなりにもジャニーズにいた小橋賢治呼ぶんだ・・・と思いました。彼、私が高校の時にはかなり雑誌にも出てましたからね。一応有名人。


絶対ここでしか販売されてないメニュー!  小さな会場には食べ物の出店がひしめいていて、特産品らしきものも販売されています。
友達が真っ先に食いついたのは石垣牛の煮込み500円。食べた感想は「多分、老いてる」とのこと。彼、舌はいいと自負してましたけど・・・真偽は闇の中ですね。

 その他、他では見られない珍しいものも。
 イラブチャー(ブダイ)のバーガーにシャコガイのジューシー(混ぜご飯)おにぎり。ここぞとばかりにイラブチャーバーガーに食いつく友達。せっかくなんだから味わえばいいのに3口で終了。君に食の楽しみはあるのかないのか。



 魅川憲一郎がステージに出てくるまでに時間があったので、お互い酒を片手に大岳(うふだけ)ウォークラリーに参加しました。

全部で5題。当たり前のようにどれもわからん。


 ウォークラリーは山頂を目指しながら途中に掲げられている問題に対して、渡された解答用紙に答えを記入していくもの。真っ直ぐ歩くと5分で終わるので、わざわざ長めの横道が用意されています。

 ここは小浜島で一番高い山で、100mにあとわずか届かない99.7mという高さなんですよ。昔この山を正式に100mとして記録してもらうよう、地元の人たちが石を積み上げて国土地理院に申請したらしいんですが、見事に却下されたという過去があるそうです。
 なんという黒歴史(笑

相変わらず晴れの沖縄は絶景

即興で始まった小浜の民謡。 
 大岳展望台からの眺めは最高です。
 沖縄はどこもそうだけど、高い場所から海を見下ろす眺めはもれなく心が満たされます。

 しばらく写真を撮って遊んでいると、ちゅらさん祭実行委員の方が展望台まで足を運んできて、大岳に登ってきた観光客をねぎらい始めました。そして三線と笛を構え、小浜の民謡を2曲披露していきました。沖縄の人間でない自分は何を言ってるか全くわかりませんでしたけどね(笑)でもこれ、ちょっと粋な心意気だと思いませんか?



生魅川憲一郎キターー!!
 時間がきたので魅川憲一郎のステージを見に行きました。
 それまではステージを遠目に囲むテントの下に人がいただけだったけど、ここぞとばかりに人がステージに押し寄せてきました。ほとんどが子供や若めの人たちで、みな一様に携帯やデジカメ構えてます。
 本物の美川憲一は見たことないけど、この人ほんとによく似てるわ。若干本人より丸いけど、顔立ちや特に声なんて、有名なモノマネ芸人顔負けじゃないかしら。顔も声もそっくりという点では、コ○ッケより格段に似てますね。

 しばらくは美川憲一の曲を歌ってたけど、最後は本邦初公開というオリジナルの曲を歌っていきました。タイトルは「かに座の男」(笑) おもしろいからカラオケでの持ち歌にしてやろうかな。




 彼が去った後引き続き出てきたのは小橋賢治。
 ちゅらさん祭のチラシに載っていたのはちゅらさん放映時の姿のようでした。
 出てきたとたん、これがかつて世に知られた有名芸能人かと思うほど・・・フツーの兄ちゃんでしたね。今は芸能活動やっていないとは言え、ステージに立った彼はほとんど会場を向かず、脇の司会と向き合って会話してました。おい、あんたの視界に客はいないのか・・・。これじゃ客でもかぼちゃでも壁でもかわらんがな。近々芸能界復帰すると言っていたけど、これは正直危ういのでは・・・?

目の前は壁ですか?とても芸能人やってたようには見えんぞ!!

 そんな芸能人らしからぬ彼は成り行きで小浜節を踊らされてました。
 慣れない動きで地元の青年に混ざって、ぎこちなく踊る彼の姿は滑稽ながらも微笑ましいものがありました。
 無事に復帰できるといいな、小橋賢治・・・ちゅらさんシーズン5があるならぜひ出たいと言っていたので、NHK関係者は少し考えてあげてください( ̄▽ ̄)ノシ♪


帰りがけにガジュマルに登りました。サンダル脱げばよかった。
 小橋賢治の後は伝統芸能だったのでその時間は島をぶらぶら歩き、お楽しみ抽選会の時間に再度戻ってきました。
 商品は石垣〜小浜島の高速船往復券5枚綴り、お酒、旬の特産品一式、石垣〜那覇往復航空券、小浜島内の各ホテル宿泊券等、ピンからキリまで様々でした。わくわくしながら抽選券を握りしめて待ったけど、二人とも残念な結果に。んん〜〜〜、どれでもいいから当たって欲しかったなぁ・・・。


 ちゅらさん祭に友達を誘ったとき、「絶対期待しないでね」と念を押しといたんですが、正解でしたね。ほんとあれ、何していいかわからんわ(笑
 小浜島自体見るとこなさそうだから、この祭と島の観光兼ねてくれば1日弱でちょうどいいかもしれません。

(2009.06.27)


 

 

inserted by FC2 system